コミュニティ・ヘルス・システムズ傘下の病院の患者がiPhoneで健康記録を利用できるようになります

Community Health Systems, Inc. は、傘下の多くの病院が iPhone の Health Records をサポートするようになったと発表しました。これにより、病院、診療所、既存の Apple Health アプリが統合され、患者が複数の提供者から入手可能な医療データをいつでも簡単に確認できるようになります。 

CHS提携病院約100カ所が参加し、患者が医療データを容易に集約できるよう支援しています。CHS提携病院で治療を受けた患者は、iPhoneを使って、アレルギー、病状、予防接種、検査結果、投薬、処置、バイタルサインなど、医療記録の重要な情報を安全に受信・保存できます。また、データが更新されるたびに通知を受け取ることもできます。

以前は、患者の医療記録は複数の場所に保管されており、患者は各医療提供者のウェブサイトや患者ポータルにログインし、手作業で健康情報をまとめる必要がありました。現在では、各患者の参加医療機関からの医療情報が単一のビューに整理され、利用可能なすべての情報がまとめて保存されています、とコミュニティ・ヘルス・システムズの臨床オペレーション担当社長兼最高医療責任者であるリン・サイモン医師は述べています。

Appleはヘルスケアコミュニティと協力し、消費者に優しいアプローチを採用し、電子医療記録の転送標準であるFHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources)に基づいたHealth Recordsを開発しました。Health Recordsのデータは暗号化され、ユーザーのiPhoneパスコード、Touch ID、またはFace IDで保護されます、とAppleは付け加えています。Health Recordsの詳細については、https://www.apple.com/healthcare/health-records/をご覧ください。