以前、Appleは低価格帯のHomePodと高価格帯のHomePodの両方を発売すべきだと述べてきました。後者はホームシアターシステム（HomePod Theater？）向けです。Appleは後者を検討しているのかもしれません。なぜなら、同社は「3Dサウンドの自動レンダリング」に関する特許（特許番号20190180688）を出願しているからです。もし実現すれば、そのようなシステムにはハイエンドのHomePod以上の機能が必要になるでしょう。
3Dオーディオエフェクトは、ステレオスピーカー、サラウンドスピーカー、スピーカーアレイ、またはヘッドフォンから発せられる音を操作するサウンドエフェクトのグループです。リスナーの背後、上、下など、3次元空間の任意の場所に音源を仮想的に配置することが一般的です。
Apple による特許の概要は次のとおりです。「シーン内のある位置にあるオブジェクトの視覚的表現を受信することを含む 3D オーディオ環境のシミュレーション。この位置は 3D 空間内の点を表します。サウンド要素を受信し、サウンド要素をオブジェクトの視覚的表現にバインドして、サウンド要素の特性が 3D 空間内のオブジェクトの視覚的表現のシーン内の位置の変化に合わせて動的に変更されます。」
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
