将来登場するApple Pencilは、タッチスクリーンを搭載していないMacでも使えるようになるかもしれません。Appleは「非電子表面上での電子入力デバイスを用いたコンテンツ作成」に関する特許(特許番号10,613,666)を取得しました。
Appleは特許データの中で、スタイラスペンがタッチセンシティブデバイスの入力デバイスとして普及していると指摘しています。特に、タッチセンシティブデバイスが感知できるスタイラス刺激信号を生成できるアクティブスタイラスペンの使用は、スタイラス入力の精度を向上させる可能性があります。

しかし、このようなスタイラスペンは、コンテンツを生成するためにタッチセンサー付きの面を必要とします。AppleはApple Pencilを非タッチセンサー付きの面でも使えるようにしたいと考えています。これは、将来的にこのスタイラスペンがMacのノートパソコンやデスクトップでも使えるようになることを示唆しています。
(とはいえ、特許画像には、明確にタッチスクリーンが指定されたノートパソコンのモックアップが示されています。おそらくAppleは、MacでApple Pencilを使用するためのさまざまなシナリオを検討しているのでしょう。
本発明の概要は次のとおりです。「コンテンツは、タッチセンシティブ面を持たない入力デバイスを使用して入力できます。いくつかの例では、タッチセンシティブ面ではない面へのタッチダウンとリフトオフは、入力デバイスの力覚センサーによって監視できます。入力デバイスの位置および/または動きは、モーションセンサーおよび方向センサー、カメラ、または電磁気ベースもしくは音波ベースの三角測量方式のいずれか1つ以上を含む様々な方法に従って追跡できます。」
「力データと位置/動きデータを処理することで、テキスト文字入力や3次元オブジェクトなどのコンテンツを生成することができます。いくつかの例では、表面への接触を必要とせずに、入力デバイスの位置や動きを追跡することでコンテンツを生成することができます。」