どうやらAppleはインドで望むような足場を築けずに苦戦しているようだ。iPhone XSとXS Maxのインド市場での売上は低迷したと報じられており、国内の複数の大手小売業者は、初週末の販売後、初めて在庫が供給量の半分弱しか残っていないと述べている。

エコノミック・タイムズ紙は、全米で1,500店舗以上を展開する大手マルチブランド小売チェーン4社とアップル・プレミアム・リセラー(APR)チェーン3社に取材したと報じている。これらのチェーンの幹部によると、日曜夜の時点で在庫の40~45%が売れ残っているという。
インドでは昨年のiPhone 8も低調な反応だったが、iPhone XsとXs Maxの需要は発売後3日間で昨年のiPhone Xと比べて約55~60%増加した。ETによると、需要の半分以上は、より高価なiPhone Xs Max 256GBモデル(ゴールドカラー、価格124,900ルピー)に集中しているという。Appleは先週金曜日、iPhone XsとXs Maxを99,900ルピーから144,900ルピーで発売した。昨年のiPhone Xの発売価格は89,000ルピーから102,000ルピーだった。