AppleはIT分野で世界トップのベンダーである

ガートナー社の「グローバルトップ100:ITベンダー」において、AppleはIT売上高2,180億ドル超で最大のベンダーであり、第2位のSamsung Vendor Groupより約790億ドルも高い。2016年のIT分野におけるトップ100ベンダーは、IT(通信サービスを除く)およびコンポーネント市場セグメント全体の売上高に基づいて選出されている。

調査グループによると、企業が製品やサービスをデジタル化するにつれ、デジタルジャイアント(Apple、Google、Facebook、Amazon、Baidu、Alibaba、Tencent)がデジタル体験に参入し、さらにはそれを支配する可能性もあるという。ガートナーは、2021年までに、個人が行うすべての活動の20%に、上位7社のデジタルジャイアントのうち少なくとも1社が関与すると予測している。

「デジタルジャイアントは、消費者にデジタルコンテンツやサービスを提供するあらゆる企業にとって、事実上、門番のような存在となる」と、ガートナーのアナリスト、ジョン・デイビッド・ラブロック氏は述べている。「デジタル世界において、あるいはデジタル世界を通して消費者と関わりたい企業は、これらのデジタルジャイアントのいずれか、あるいは複数との提携を検討する必要があるだろう。」