CNBCの報道によると、シティ・リサーチはアップルの株価目標を230ドルから265ドルに引き上げ、このスマートフォンメーカーが来年、予想を上回る1株当たり利益を発表すると予測している。

「当社の財務モデルは、主にASP(平均販売価格)の上昇と粗利益率の向上により、iPhoneの高メモリ構成(512GBドライブ搭載モデル)への消費者の嗜好と、メモリ価格の下落により、改善しています」と、同社のアナリスト、ジム・スヴァ氏は述べています。「当社の調査では、iPhone XSとXS MAXの需要が堅調であること、そして重要なのは、ほとんどの消費者が高メモリ構成のiPhoneを選択していることが示されています。」
アナリストによると、メモリはiPhoneの基本モデルにおける部品コストの10~15%を占めるという。しかし、消費者が100ドル高いメモリ構成を購入しても、Appleのコストはわずか20ドルしか上がらないとスバ氏は言う。また、フラッシュメモリの価格は3月以降18%下落していると指摘した。