インドの映画制作会社エロス・グループが、コンテンツライブラリ全体をAppleに売却する可能性があると、ロイター通信が匿名の情報筋を引用して報じた。記事によると、AmazonとNetflixも買収提案を検討しているという。

エコノミック・タイムズ紙は、買収額は10億ドルを超える可能性があると報じている。ロイター通信は、アップルがインドのコンテンツに巨額の投資をする可能性は低いとして、はるかに低い額になると予想している。仮にアップルがエロスを買収した場合、インドのメディア市場への進出を目指すネットフリックスと競合することになるだろう。
エロス・グループは、ムンバイを拠点とする映画製作・配給会社です。1977年にアルジャン・ルラによって設立され、インドを代表する製作・配給会社の一つとされています。劇場公開、テレビシンジケーション、デジタルプラットフォームなど、様々なフォーマットでインド語映画の共同製作、買収、配給を世界中で行っています。