サファイアガラスのスクリーンは、iPhone、iPad、Apple Watch、そしてもしかしたらMacのノートパソコンにも搭載されるかもしれません。Appleは「電子機器用サファイアガラスカバー」に関する特許(出願番号20180284843)を出願しました。

サファイアはダイヤモンドに次いで世界で2番目に硬い素材です。傷がつきにくいため、ゴリラガラスやドラゴントレイルなどの競合製品と比べて破損する可能性がはるかに低くなります。
特許出願において、Appleはスマートフォン、タブレット端末、その他の電子機器は、従来、強化ガラスまたは改質ガラスで作られた画面やディスプレイを搭載していると指摘している。しかし、これらのガラス画面は依然として損傷を受けやすい可能性がある。
具体的には、Appleは、電子機器に望ましくない衝撃や力(落下、圧迫など)が加わると、従来の画面に傷、欠け、ひび割れが生じる可能性があると述べています。電子機器の画面が損傷すると、機器が部分的または完全に動作しなくなる可能性があり、また、ユーザーが電子機器を本来の用途で使用できなくなる可能性があります。Appleは、この状況を改善したいと考えています。
同社による発明の概要は以下のとおりです。「電子デバイス用のカバーおよびカバーを形成する方法が開示される。電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングに結合されたカバーとを含むことができる。カバーは、中間研磨および最終研磨の少なくとも一方を有する内面と、内面に形成された溝と、内面の反対側に配置された外面とを有することができる。外面は、中間研磨および最終研磨の少なくとも一方を有することができる。」
「カバーは、内面と外面との間に形成された丸みを帯びた外周部を有してもよい。丸みを帯びた外周部は、溝に隣接して配置されてもよい。カバーを形成する方法は、研磨工具を用いてサファイア部品に第1研磨工程を施すことと、ブラスト媒体を用いてカバーを形成するサファイア部品の溝に第2研磨工程を施すこととを含んでもよい。」
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。