ロイター通信によると、アップルのCEO、ティム・クック氏は今月下旬に北京を訪問し、政府高官と会談する予定だ。記事は匿名の情報筋の言葉を引用し、「計画はまだ公表されていないため、匿名を条件に」クック氏は政府高官や共産党幹部、特にプロパガンダ担当官らと会談する予定だと付け加えている。

今回の訪問は、中国におけるアップルの売上減少に直面する中、クックCEOがいくつかの問題に対処するためのものとみられる。先月、中国のメディア監視機関である国家新聞出版広電総局の命令により、アップルのiBookStoreとiTunes Moviesサービスが中国国内で停止された。この2つのオンラインストアは開設からわずか6ヶ月しか経っておらず、習近平国家主席がインターネットとメディアに対する政府による統制強化を目指す中での閉鎖となった。
クック氏は間違いなくこの問題、そしておそらくは同社の直営店計画についても言及するだろう。アップルの目標は、2016年末までに中国で40店舗の直営店をオープンすることだ。
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