アップルの特許申請には身体活動と運動のモニターが関係している

Appleは、iOSおよびwatchOSのWorkoutアプリの現在のバージョンと将来のバージョンに関係する「身体活動およびワークアウトモニター」の特許(番号2018026766)を申請した。

本発明は、ユーザーの身体活動(例:ワークアウト)または非活動の属性をモニタリングするためのデバイス(iPhoneおよびApple Watch)およびプロセス、ならびにそれらを表示するユーザーインターフェース(例:アクティビティインジケータ)に関するものです。特許出願において、Appleは、現在約1億3,300万人のアメリカ人が少なくとも1つの慢性疾患を患っていると述べています。この数は2020年までに約1億6,500万人に増加すると予想されています。 

この健康状態の悪化は、主に座りっぱなしの生活習慣、つまり身体活動がほとんどない、あるいは全くない生活習慣に起因しています。例えば、十分な身体活動が不足すると、糖尿病、高血圧、大腸がん、うつ病や不安、肥満、筋力や骨の衰えなどのリスクが高まります。さらに、最近の研究では、長時間の無活動(例えば、デスクワーク)は、心臓発作のリスク増加など、深刻な健康リスクにつながる可能性があることが分かっています。Appleは、自社のデバイスユーザーの皆様に、立ち上がって体を動かすことを推奨しています。

もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。