インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)のワールドワイド・クォータリー・ウェアラブル・デバイス・トラッカーの新しいデータによると、ウェアラブルデバイスの世界市場は2019年第4四半期(4Q19)に82.3%成長し、出荷台数が1億1,890万台と過去最高を記録しました。

Appleは、刷新されたAirPods、AirPods Pro、Apple Watch、そして様々な価格帯のBeats製品により、2019年第4四半期に4,340万台を出荷し、市場をリードしました。しかし、IDCによると、同社の製品が四半期を通して全体的に好調だった一方で、供給不足の影響でApple Watchの出荷台数は前年同期比5.2%減少しました。
調査グループによると、この成長は主にヒアラブルデバイスの普及によるもので、市場全体の55.3%を占めました。同四半期に成長を遂げたその他の人気カテゴリーとしては、腕時計(前年比15.3%増)とリストバンド(同17.7%増)が挙げられます。リストバンド型デバイスの市場全体のシェアは43.8%で、昨年のホリデーシーズンの68.6%から減少しました。
IDCによると、リストバンド型デバイスのシェアは減少しているものの、このカテゴリー自体は同時期に16.3%成長しました。年間を通して、ベンダーは世界中で合計3億3,650万台のウェアラブルデバイスを出荷し、2018年の出荷台数1億7,800万台から89.0%増加しました。