Business Insiderの報道によると、ブラジルのサンパウロ州政府機関は、Apple は iPhone バッテリー交換プログラムについて消費者に通知する必要があると述べた。
この動きは、Appleが性能上の理由から古いバッテリーを搭載したiPhoneの性能を低下させたとの報道を受け、iPhoneのバッテリー交換価格を引き下げるという同社の決定に関連している。Procon-SPと呼ばれるブラジルの機関は、消費者に損害を与える企業に対して罰金を科したり、法的措置を提案したりする権限を有している。

Appleは、「バッテリーゲート」問題に関して、バッテリー性能の不安定さを補うために旧型iPhoneの速度を低下させたことに関して、顧客への謝罪文を公開した。このテクノロジー大手は、iPhone 6以降の機種をお持ちのユーザーに29ドルの交換バッテリーを提供する。50ドルの割引となるこの割引は、2018年1月下旬から12月まで実施される。Appleはまた、バッテリーの性能が低下し始めた際にユーザーに通知できるよう、iOSにバッテリーの状態に関する情報を追加する予定だ。