スティーブ・ウォズニアックがWoz Uデジタル研究所を設立

アップルの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏は、米国全土の高収入技術職の雇用ギャップを埋めるための世界クラスのデジタル教育機関「Woz U」を設立した。

このプログラムは、人材を迅速かつ低コストで労働力に迎え入れ、新世代のテクノロジー人材に長期的な経済的安定をもたらすとともに、企業に即戦力となる人材と研修ソリューションを提供することを目的としています。アリゾナ州に拠点を置くWoz Uは本日、オンラインプログラムの提供を開始し、今後、全米および世界30都市以上にキャンパスを開設する予定です。

「私たちの目標は、人々に何年もの借金を負わせることなく、雇用可能なデジタルスキルを教育・訓練することです」とウォズニアック氏は語る。「多くの人は、自分にはできないと思い込んで、テクノロジー関連のキャリアを選ぶことをためらいます。でも、私は彼らにできると信じています。そして、その方法を示したいのです。」

Woz Uは、学生一人ひとりに最適なテクノロジー関連のキャリアを見つけるためのモバイルアプリを開発しました。現在、コンピューターサポートスペシャリストとソフトウェア開発者を育成するプログラムが提供されています。近日中に、データサイエンス、モバイルアプリケーション、サイバーセキュリティのプログラムも開始予定です。

ウォズニアック氏によると、Woz Uのすべてのプログラムは、テクノロジー企業の雇用主から高い需要のある最新のテクノロジーとスキルを取り入れており、包括的なキャリアサービスも提供されているという。教育と研修のための複数のプラットフォームが提供される予定だ。 

一つはテクノロジー企業と連携し、サブスクリプション型のカリキュラムやオンサイトでカスタマイズされたプログラムを通じて、人材の採用・研修、さらには再研修を行います。もう一つは、K-12(小中高)向けのSTEAMプログラムを学区に提供し、若い世代の生徒にデジタルエンジニアリングの概念に触れさせ、テクノロジー関連のキャリアへの道を後押しします。また、優秀なテクノロジー人材を発掘・育成するためのアクセラレータープログラムも近々開始される予定です。