「モノのインターネット」には、本当に良い点がいくつかあるのではないかと考え始めています。昨晩、パスタ料理を作ろうと野菜室からニンニクを取り出したら、緑色でフサフサしていて、本当に嫌な気分になりました。腐るのは良くないことですが、冷蔵庫の中身がいつなくなるか分からないのも良くありません。Smarterの新しいスマートデバイス「FridgeCam」(149ドル、予約受付中)は、古い冷蔵庫を、フサフサのニンニクを隠すだけの場所ではなく、もっともっと色々な用途に変えようとしています。

大手家電メーカーのほとんどが現在製造しているようなコネクテッド冷蔵庫に多額の費用をかける代わりに、FridgeCamを追加することで、今お使いの冷蔵庫にちょっとした知能を与えるというアイデアです。FridgeCamはどんな冷蔵庫のドアにも取り付けられ、インターネットに接続できる場所ならどこからでも冷蔵庫の中を見ることができます。しかし、これは単に退屈しのぎに食べ物をテーマにしたエンターテイメントを提供するだけではありません…

Smarter FridgeCamにはアプリが連携しており、食品の賞味期限をリマインダーで知らせてくれます。また、デバイスとアプリは連携して温度アラートを発し、お子様が冷蔵庫のドアを開けっぱなしにしてしまった場合にも知らせてくれます。FridgeCamは認識ソフトウェアを使用して、冷蔵庫から何かが取り出された際に通知し、賞味期限切れの食品と取り出された食品の両方を補充リストに追加して補充を促すこともできます。
このアプリは、冷蔵庫の現在の内容に基づいてレシピの提案も行います。今のところ、ニンジン、ミカン、タンドリーソースを使ったものを提案してくれると思います…
FridgeCamの根底にあるアイデアは、実は非常に崇高です。それは、食品廃棄物を削減することです。世界中で13億トンもの食品が廃棄されています。賞味期限追跡機能だけでも、食品廃棄物を50%以上削減できることが実証されています。
近い将来、Smarter FridgeCam を入手してテストしたいと考えています。