コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズは、2019年9月28日終了の四半期における、Apple、Alphabet、Fitbit製品を含むスマートフォンとスマートウォッチに関する調査結果の分析を発表した。
CIRPの分析によると、米国のiPhone購入者の35%がスマートウォッチを所有しているのに対し、Android購入者はわずか16%です。iPhone購入者のうち、Apple Watchを所有しているのは19%、Fitbitを所有しているのは10%です。Android購入者のうち、Samsung Watchを所有しているのは4%、Fitbitを所有しているのは5%です。

「スマートフォン購入者全体の中で、何らかのスマートウォッチを所有している人の割合は比較的少ないですが、iPhone購入者はAndroid購入者の2倍の確率でスマートウォッチを所有しています」と、CIRPのパートナー兼共同創設者であるジョシュ・ロウィッツ氏は述べています。「当然のことながら、iPhone購入者にとって最も人気のスマートウォッチはApple Watchであり、Fitbitを所有している人は約半数です。これまでFitbitは中立的なブランドでしたが、今後はGoogle、Android、Pixel、Nestといったブランドが並ぶ世界の一員となります。これにより、AppleエコシステムへのAndroidの新たな参入ポイントが生まれ、iPhoneユーザーのかなりの割合が、よりAndroidフレンドリーなウェアラブルデバイスを使用するようになります。また、スマートウォッチを所有しているAndroidユーザーの割合はごくわずかですが、SamsungとFitbitのシェアはほぼ同数です。」
CIRPは、2019年7月から9月の間に米国で携帯電話をアクティベートした500人の米国携帯電話購入者を対象に、2019年9月29日から10月10日にかけて調査を実施し、その結果を基にしている。