プログラミング言語の人気度を月ごとに測定するTiobe Indexによると、AppleのSwiftは現在、最も人気のあるプログラミング言語トップ10にランクインしています。Swiftがこのリストにランクインするのは今回が初めてです。

安全、高速、そして表現力豊かと謳われるSwiftは、iOS、macOS、tvOS、watchOSといったAppleの複数のプラットフォーム上で開発を目指す開発者にとって魅力的です。約3年前、Appleは「古臭い」ネイティブモバイルアプリ開発言語であるObjective-Cを、新たに誕生したSwift言語に置き換えると発表しました。
「当初から期待は高かったものの、採用はゆっくりと進みました。ちなみに、Objective-Cコードのインストールベースが非常に大きいため、これは当然のことです」とTiobe Indexの担当者は指摘しています。「新しいアプリケーションはSwiftで書かれていますが、Objective-Cで書かれた古いアプリケーションはSwiftに積極的に移行されていません。これはお客様サイトでも見られる現象です。Swiftは主にAppleのエコシステム内でアプリケーションを作成することを目的としているため、これ以上の普及は期待できません。」