インドのiPhone製造工場の従業員が賃金紛争で暴動

タイムズ・オブ・インディア紙によると、台湾のテクノロジー大手ウィストロン社が運営するインドのナラスプラにあるiPhone製造工場が、土曜日に従業員から給与支払い(というより、給与の未払い)をめぐって攻撃を受けたという。

記事によれば、夜勤を終えて工場から出てきた約2,000人の従業員の大半が暴れ回り、会社の家具や組み立てユニットを破壊し、車両に放火しようとしたという。 

タイムズ・オブ・インディアの情報筋によると、従業員の不満は給与の送金がきっかけとなったという。情報筋によると、従業員たちは入社時に約束された金額を会社が支払わないことに憤慨していたという。

ロイター通信によると、アップルは同工場でのiPhone生産を一時停止し、問題を調査する予定だという。

アップルはロイター通信への電子メールで「当社は現地にチームを派遣し、ウィストロンのナラサプラ工場で直ちに詳細な調査を開始した」とし、「サプライチェーンの全員が尊厳と敬意を持って扱われるよう全力を尽くしている」と付け加えた。

アップルは、スタッフと監査人を現場に派遣し、警察の捜査に協力していると述べた。