DigiDayの報道によると、AppleはApple Newsで番組を先行公開するために出版社に資金提供を行っている。Newsは、AppleがiOS向けに開発したモバイルアプリ兼ニュースアグリゲーターで、iOS 9のリリースと同時にリリースされた。
これは、以前のバージョンのOSに含まれていたニューススタンドアプリの後継です。ユーザーは、選択した出版社、ウェブサイト、トピックに基づいてニュース記事を読むことができます。(ところで、Appleさん、macOS版のニュースはいつリリースされるのでしょうか?)

BuzzFeed Newsは4月、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺や、米国とソ連による人類の月面着陸をめぐる競争など、1968年に起きた主要な出来事を振り返るドキュメンタリーシリーズ「Future History: 1968」を初公開した。最初の3エピソードはApple Newsで独占公開され、その後1週間でFacebook Watch、YouTube、Twitter、そして自社のモバイルアプリにもアップロードされた。
Apple Newsの立ち上げは、AppleがBuzzFeedに番組の最初の3つのエピソードの先行配信権を支払い、エピソードに合わせてAppleが販売したプレロール広告の収益の一部をBuzzFeedに分配する契約の一環であると、 BuzzFeedの視聴者開発責任者であるロクサーヌ・エマディ氏がDigiDayに語った。
記事によると、この契約は、comScoreによれば3月に米国で5990万人が利用したApple Newsで、より高品質でより長い動画を提供しようというAppleの取り組みを象徴するものだという。
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