FileMaker Cloudが日本とオーストラリアに登場

Apple の完全子会社である FileMaker, Inc. は、FileMaker Cloud が日本とオーストラリアで利用可能になったことを発表しました。 

ファイルメーカージャパンの最高管理責任者兼社長であるビル・エプリング氏は、「FileMaker Cloud は、サーバーの導入と保守に時間とリソースを費やすことなく、FileMaker プラットフォームのシンプルさ、パフォーマンス、そして信頼性を提供します」と述べています。FileMaker Cloud の国際的な提供範囲拡大に伴い、東京、シドニー、カナダの 3 つの Amazon Web Services (AWS) 地域データセンターも新たにサポートされます。 

エプリング氏は、「このサービスは、世界中のあらゆる規模の組織がクラウドでカスタムAppを管理することで、業務運営の改善と予算の効率化を実現することを可能にします」と述べています。また、FileMaker Cloudのお客様には、以下をはじめとする数多くのメリットがあると付け加えています。

  • 初期費用が低い: ハードウェアの出費は不要です。サポート対象の AWS サーバーは、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ドイツ、日本、米国にあります。
  • 迅速な導入: ハードウェアをセットアップしたりソフトウェアをインストールしたりする必要がないため、FileMaker Cloud は 20 分以内に起動して実行できます。
  • 即時の拡張性: ハードウェアを追加購入したり、使用されていない機器を保守したりすることなく、顧客の緊急のニーズや季節的なニーズに合わせてサービスを簡単に拡張または縮小できます。
  • 最小限の管理オーバーヘッド: 管理コンソールのシンプルでユーザーフレンドリーな設計により操作が容易になり、自動メンテナンスと自動バックアップにより IT の負担が軽減されます。

ネットワークセキュリティ:このサービスは業界標準のSSL/TLSレベルの暗号化をサポートし、90日間有効の設定済みトライアルSSL証明書が付属しています。これらのSSL証明書は、FileMaker Storeから、同じホスト名とドメインを使用して、1年、2年、または3年の期間で更新できます。