Appleがなぜ自社のデバイスからポートをなくそうと躍起になっているのか、不思議に思うことが時々あります。第4世代のApple TVはオーディオ出力ポートなしで発売されました。なぜでしょうか?
iPhoneなら、ポートを全部なくせば防水、いやもっと言えば耐水性が増すと考えるかもしれません。しかし、Apple TVをプールやビーチに持っていく人はまずいないでしょう。

まあ、KanexのHDMI AV/デジタルアダプター(http://www.kanex.com/hdmi-optical-audio)を使えば、この問題を解決できます。Apple TV(またはAmazon fireTV、Nexus Player、Roku)から、サラウンドサウンド対応のHDTV、4Kモニター、プロジェクターにHDコンテンツをストリーミングできます。
59.95ドルのこのアダプターは、標準の光オーディオポート経由で5.1chサラウンドサウンド、または3.5mmオーディオポート経由で2.0chサラウンドサウンドをサポートします。つまり、お気に入りの音楽、ポッドキャスト、テレビ番組、ラジオアプリを、既存のホームシアターサウンドシステムやサウンドバーで聴くことができます。
HDMI AV/デジタルアダプターは電源が必要なので、ケーブルがごちゃごちゃしてしまい残念です。少なくとも、Micro-USBケーブルと、iPhoneとほぼ同じサイズのコンパクトなACアダプターが付属しています。
また、同時に接続できるオーディオジャックは1種類だけであることにご注意ください。ほとんどの方は気にしないと思いますが、念のためお知らせしておきます。
60ドルというKanexのソリューションは衝動買いには向きませんが、HDMI切替レシーバーを購入するよりは安価です。
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