アンワイヤード・プラネットは水曜日、カリフォルニア州連邦裁判所に対し、ワイヤレス、位置情報、音声認識の3つの特許をめぐる今後の特許侵害裁判でアップル社に3,300万ドルの使用料を請求する予定であると伝え、アップル社が特許侵害でサムスン社に4億ドルを要求していることを考えると、その金額は妥当だと述べたとLaw360が報じている。

2016年7月、米国連邦巡回控訴裁判所は、AppleがUnwired Planetの携帯電話および音声認識に関する特定の特許を侵害していないとする2015年の略式判決を一部破棄する判決を下した。Unwired Planetは2012年にAppleを提訴し、様々なApple製品が携帯電話データ通信、音声認識システム、デバイスプロビジョニング、その他の関連技術に関する10件の特許を侵害していると主張していた。この訴訟では、AppleのiPhone、iPad、App Store、iTunes、iCloud、iOS、そして一部のApple純正アプリが対象となっていた。
Unwiredは、サムスン、Huwei、Googleを特許侵害で訴えている。