Apple、iPhoneでAR「セルフィ​​ー」を撮る方法を検討

Appleは、iPhoneで「機械学習を使用して拡張現実(AR)の自画像を作成する」特許(特許番号10,839,577)を取得した。

良くも悪くも、デジタルカメラやスマートフォンを腕を伸ばして持ち、鏡に向けるか、自撮り棒に取り付けて被写体から少し離し、被写体の背後にある風景も写し込むなどして撮影するのが一般的です。自撮り写真はソーシャルネットワーキングサービスで共有されることも少なくありません。

Appleは、デジタルセルフィーにARを組み込むことで、セルフィーを新たなレベルへと引き上げたいと考えています。ARとは、現実世界の物理的な環境をリアルタイムで捉え、音、動画、グラフィックといったコンピューター生成の感覚入力によって要素が「拡張」される技術です。Appleは、iPhoneでARセルフィーを撮影できるようにしたいと考えています。

発明の概要において、同社は、この方法は、「モバイルデバイスの第1カメラによって、物理的、現実世界の環境における被写体の画像を含む画像データをキャプチャするステップと、モバイルデバイスの深度センサーによって、物理的、現実世界の環境におけるカメラからの被写体の距離を示す深度データを受信するステップと、モバイルデバイスの1つ以上のモーションセンサーによって、物理的、現実世界の環境における第1カメラの少なくとも1つの方向を示すモーションデータを受信するステップと、モーションデータに基づいて、仮想環境における仮想カメラの方向を決定するための仮想カメラ変換を生成するステップと、画像データを使用して、仮想カメラの方向に基づいて選択されたマットおよび仮想背景コンテンツと合成画像データを生成するステップと」を含むと述べている。