JDパワーの2016年米国タブレット満足度調査(第2巻)によると、より多くのブランドが新しいタブレット端末を提供するにつれて比較ショッピングの量は増加する一方で、現在ブランドイメージの強い企業が製造したタブレットを使用している顧客は、比較ショッピングを行う可能性が低いことが示されています。AppleのiPadは総合満足度で最高位を獲得し、価格を除くすべての要素で最高位を獲得しました。
今年で5年目を迎えるこの調査では、タブレットの顧客満足度を5つの要素(重要度順)で測定しています。パフォーマンス(28%)、操作性(22%)、機能(22%)、スタイルとデザイン(17%)、価格(11%)。満足度は1,000点満点で算出されます。

調査によると、顧客の56%が最終的に購入したタブレットとは別のブランドを検討していました。複数のブランドを検討した顧客と検討しなかった顧客の間で全体的な満足度に大きな差はありませんでした(それぞれ825対831)。しかし、複数のブランドを検討しなかった顧客は、ほとんどのイメージ属性において自社ブランドを高く評価しました。具体的には、複数のブランドを検討しなかった顧客は、悪い評判と良い評判を比較した場合、自社ブランドを6.2(7段階評価)と評価したのに対し、複数のブランドを検討した顧客は6.0でした。
Appleは、他のブランドを検討した顧客の割合が最も低く(43%)、一方、総合満足度で平均を上回る他のブランドであるMicrosoftとSamsungでは、他のタブレットブランドを検討した顧客の割合がかなり高くなっています(それぞれ68%と59%)。
2016年米国タブレット満足度調査(第2巻)は、現在使用しているタブレット端末を1年未満所有している3,511人のユーザーによる体験評価に基づいています。調査は2016年3月から8月にかけて実施されました。
