スティーブ・ジョブズが写真の殿堂入り

国際写真殿堂博物館(IPHF)の創立50周年と世界写真デーを記念し IPHFは2016年度の写真殿堂入りメンバーを発表しました。現代写真の精神、芸術性、革新性を体現する写真家、または写真業界の先駆者8名が殿堂入りに選ばれました。その中には、「テクノロジーのパイオニア」と称されるAppleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏も含まれています。

殿堂入り候補者は、IPHFの代表者と写真業界のリーダーで構成される指名委員会によって選出されます。殿堂入り資格を得るには、写真芸術または科学に顕著な貢献を果たし、写真業界および/または写真史に大きな影響を与えている必要があります。

「IPHFの次の50年を見据え、写真界に多大な貢献をし、現代写真の形成と定義に貢献してきた写真家や業界関係者の方々を、引き続き表彰し、称えていくことを光栄に思います」と、IPHF事務局長のパティ・ウェンテ氏は述べています。「今年の受賞者は、革新性と芸術性の完璧な融合を体現し、写真の先駆的な過去と輝かしい未来を繋ぐ存在です。」

IPHF(写真の殿堂)は、写真の進化に大きな影響を与えた人々を表彰する国際組織です。これまでの写真殿堂入りした人物には、アンセル・アダムス、ジョージ・イーストマン、エドウィン・ランド、エドワード・スタイケン、その他65名の専門家がいます。 

殿堂入り式は、10月28日金曜日、ミズーリ州セントルイスで行われる殿堂入り式および50周年記念祝賀イベントで行われます。故ジョブズ氏に加え、殿堂入りしたのは    、ドキュメンタリー映画監督のケン・バーンズ氏、20世紀のプロの写真家のエルンスト・ハース氏 Adobe Photoshopの共同制作者のジョン・ノール氏、Adobe Photoshopの共同制作者のトーマス・ノール氏、ポートレート写真家のアニー・リーボヴィッツ氏、ファインアートデジタル印刷の創始者、写真家、ミュージシャンのグラハム・ナッシュ氏、ドキュメンタリー写真家でありフォトジャーナリストのセバスチャン・サルガド氏です。