アップルは、7月1日を期末とする2017年度第3四半期の業績を発表した。四半期売上高は454億ドル、希薄化後1株当たり四半期利益は1.67ドルとなった。
前年同期の売上高は424億ドル、希薄化後1株当たり利益は1.42ドルでした。海外売上高は当四半期の売上高の61%を占めました。
このテクノロジー大手は、iPhoneを約4,100万台販売しました。これは前四半期の5,100万台からは減少しましたが、2016年第3四半期の4,000万台からは増加しました。しかし、iPadとMacの販売は伸びました。タブレットは約1,100万台で、2017年第2四半期の900万台から減少しました。Macは約430万台で、前四半期の420万台から減少しました。

「売上高は前年比7%増となり、3四半期連続で成長が加速し、サービス売上高は四半期ベースで過去最高を記録したことを嬉しく思います」と、CEOのティム・クック氏はプレスリリースで述べています。「6月に開催した世界開発者会議(WWDC)は大成功を収め、今秋に予定されているiOS、macOS、watchOS、tvOSの進化に非常に期待しています。」
「第4四半期は、全製品カテゴリーにおいて販売数量と売上高が前年同期比で増加し、1株当たり利益が17%増加しました」と、最高財務責任者(CFO)のルカ・マエストリは付け加えました。「また、当四半期中に117億ドルを投資家に還元し、当社のプログラムに基づく累計資本還元額は2,230億ドル近くに達しました。」
Appleは2017年度第4四半期について次のようなガイダンスを提供しています。
- 収益は490億ドルから520億ドル。
- 粗利益率は37.5%~38%。
- 営業費用は67億ドルから68億ドル。
- その他の収益/(費用)5億ドル。
- 税率は25.5%です。
Appleの取締役会は、普通株式1株当たり0.63ドルの現金配当を宣言しました。この配当は、8月14日の営業終了時点の株主名簿に記載されている株主に対し、8月17日に支払われます。