IHS:2020年までにスマートフォンは60億台以上になる

IHS Markitが本日発表した新たな分析によると、世界のスマートフォンの普及台数は2016年の40億台から2020年までに60億台以上に増加する見通しだ。 

「モバイルイノベーション、新たなビジネスモデル、そしてモバイルテクノロジーは、成熟しつつあるスマートフォン市場からモバイル業界が多様化する中で、あらゆる隣接市場を変革しています」と、同調査グループのディレクター、イアン・フォッグ氏は述べています。「2020年のスマートフォン出荷額は合計3,550億ドルに達するでしょう。」

世界的に見ると、スマートフォンとタブレットは、消費者向けスマート接続デバイスの 60% 以上をすでに占めており、これは 2008 年の約 17% から増加しています。アフリカと中東では、スマートフォンとタブレットが接続デバイスの 80% 以上を占めています。

「スマートモバイルデバイスは世界中で急速に普及し、革新的なスマートサービスを実現し、新興経済を変革するでしょう」とフォッグ氏は述べている。「モバイルデバイスとサービスは、今や人々の娯楽やビジネス、そしてコミュニケーションの中心となっています。スマートフォンは、パソコンに取って代わり、最も重要なスマートコネクテッドデバイスとなっています。」