トランプ大統領は本日、ホワイトハウスに新設されるオフィス「アメリカン・イノベーション局」を発表する。ワシントン・ポスト紙の報道によると、このオフィスは「ビジネス界からのアイデアを取り込み、場合によっては政府機能の一部を民営化することで、連邦政府の官僚機構を刷新し、退役軍人ケアの改革やオピオイド中毒対策といった主要な選挙公約を実現する広範な権限」を持つ。AppleのCEO、ティム・クック氏もこのオフィスに関与する。

ワシントン・ポスト紙によると、このオフィスには現職および元職の企業幹部が配置され、ワシントンに新たな考え方を吹き込むことを目指しているという。アメリカン・イノベーション局は特にテクノロジーとデータに重点を置く。この取り組みを支援するために、クック氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、セールスフォース・ドットコムCEOのマーク・ベニオフ氏、そしてテスラ創業者兼CEOのイーロン・マスク氏が任命された。ワシントン・ポスト紙によると、このグループはすでに100人以上の企業幹部や政府関係者とのセッションを開催している。