アップルが世界のスマートフォン市場でトップの座に復帰

リサーチ・アンド・マーケッツの最新データによると、Appleは世界のスマートフォン市場で再びトップの座に返り咲いた。レポートによると、世界の携帯電話市場は2017年に19億6000万台に達し、2016年とほぼ同水準となった。

「サムスンのNote 8の出荷は2017年第3四半期に集中し、第4四半期の出荷は新型iPhoneの発売により若干影響を受けたため、アップルは第4四半期にサムスンを抜いて世界のスマートフォン市場でトップの座を取り戻すことができた」と業界アナリストのエディ・ハン氏は語る。

中国におけるスマートフォン出荷台数は2017年に初めて減少したものの、世界のスマートフォン市場は2017年に3.4%成長し、携帯電話市場全体の78.4%を占めた。

さらに、リサーチ・アンド・マーケッツは、スマートフォンの世界シェアが2018年に80%を超えると予測している。同研究者は、世界のスマートフォン市場は2020年以降5Gの恩恵を受け、2022年には世界販売台数が約19億台に達し、2017年から2022年までの期間の年平均成長率(CAGR)は4.1%になると予測している。