米国のブロードバンド世帯の大半はテレビでインターネット動画を視聴している

パークス・アソシエイツは、米国のブロードバンド世帯の 50% 以上がテレビ画面でインターネット ビデオを視聴していることを示す、コネクテッド エンターテイメントに関する新たな調査結果を発表しました。 

「長年にわたり、テレビは従来型テレビ業界の牙城でした」と、IoT(モノのインターネット)調査会社のリサーチ担当シニアディレクター、ブレット・サッピントン氏は述べています。「今日では、これまで以上に多くのテレビがインターネットに接続されています。直接接続の場合もあれば、ゲーム機やRoku、Apple TVといったストリーミングメディアプレーヤーなどの接続デバイスを介して接続されている場合も例外ではありません。ブロードバンド世帯の半数がテレビでインターネット動画を視聴しているという事実は、転換点をはるかに超えていることを示しています。市場は根本的に変化したのです。」

Parks Associates の調査によると、

  • コンピューターベースの視聴の 88% は非線形ソースからのものです。
  • 非有料テレビ加入者の 72% が OTT ビデオ サービスに加入しており、これが主なコンテンツ ソースとなっています。
  • 米国のブロードバンド世帯の 49% が Netflix に加入しており、これは圧倒的な市場リーダーです。

「放送局、ケーブルテレビ局、有料テレビ事業者は、ライブのリニアTVチャンネルの視聴者数が減少し、それに伴いオンデマンド視聴が増加していることに気づいています」とサッピントン氏は述べています。「代替サービスの多様化は、従来のテレビ業界に明らかに影響を与えています。現在、60%をはるかに超える世帯が1つ以上のOTT動画サービスに加入しており、3分の1の世帯が2つ以上のサービスに加入しています。従来の事業者もこの変化に注目し、多くの事業者が独自のOTTサービスを立ち上げ、この変化に先んじようとしています。」