最初はフィナンシャル・タイムズ紙が、アップルが英国のスーパーカー開発・F1チームオーナーであるマクラーレン・テクノロジー・グループに買収の可能性を打診したと報じました(マクラーレンはこれを否定しています)。今度はニューヨーク・タイムズ紙が、アップルがリット・モーターズと買収の可能性について協議中であると報じています。両社ともコメントを否定しています。

サンフランシスコに本社を置くLit Motorsは、ジャイロスコープ式スタビライザーを搭載した二輪電気自動車の設計を専門としています。マクラーレンのスーパーカーの伝統とは大きく異なるものの、「この分野での取引には独自のメリットがある可能性がある」とSeeking Alphaは述べています。
Litは、効率的な高速移動を実現するために設計されたスクーター/オートバイ風の車、C1をデザインしました。スカンジナビアデザインに影響を受け、2人乗りのC-1のエクステリアは、曲線美、柔らかなボリューム、そして広々としたガラスで包み込まれています。
まだ開発中のC-1は、スポーツスマートホームとクラウドコネクティビティを搭載します。省スペースとレスポンスに優れたドライビングエクスペリエンスを実現するために設計された、高トルクのハブ内蔵型電動モーターを搭載しています。これらのモーターは、ブレーキ時にエネルギーを回生し、KERS(Kernel-Reduced Energy System)を用いてジャイロフライホイールに運動エネルギーを蓄えるとされています。
