アップルは自動運転車の開発に取り組んでいることを認めた

Appleは、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に対し、自動運転車の開発に取り組んでいることを認める書簡を送付した。書簡では、NHTSAに対し、自動運転開発車両の公道試験の促進と、データ共有およびプライバシーに関する基準の策定を要請している。 

ブルームバーグは7月、QNXの創業者であるダン・ドッジ氏の採用は、アップルが電気自動車だけでなく自動運転システムの開発を優先していることを示す兆候だと指摘した。また、長年アップルの幹部を務めてきたボブ・マンスフィールド氏の就任も、プロジェクトにおける変化の兆候だとブルームバーグは指摘した。

マーク・ヒベン氏がSeeking Alphaに寄稿した記事によると、マンスフィールド氏のチーム構成は、アップルが自動運転車の問題に対する完全なソリューションの構築に取り組んでいることを明確に示しており、ソフトウェア開発だけに注力しているわけではない。しかし、9月にはニューヨーク・タイムズ紙がアップルが自動運転車戦略を「再考」していると報じ、取り組みが縮小されていることを示唆していた。タイムズ紙によると、縮小の主な根拠は「1,000人以上」の従業員のうち「数十人」の解雇だったという。

Apple が NHTSA に送った書簡は、プロジェクト タイタンが行き詰まっていないことを明確に示している。