Apple、埋め込み回路付きApple Watchバンドの特許を取得

Appleは、Apple Watch用の「スマートバンド」に関する新たな特許(特許番号20200192423)を取得しました。この特許は「埋め込み回路を備えたウェアラブルバンド」と呼ばれています。

よりスマートな時計バンドは、Apple Watch がテクノロジーを組み込み、ウェアラブル コンピューティングの重要性をさらに高め始めるにつれて、パーソナル テクノロジー デバイスとしての Apple Watch の将来において重要な役割を果たすと思われます。バンドには、追加のセンサー、バッテリー容量、およびその他のコンポーネントが含まれます。 

過去には、Appleがスマートウォッチの複雑さを増すことなく、またスマートウォッチ本体の価格を上げることなく、様々な機能を追加できる交換可能なスマートウォッチバンドを導入する計画があると噂されていました。将来的には、Apple Watchバンドにセンサーやバッテリー容量などの追加コンポーネントが搭載される可能性があります。 

Apple Watchのバンドにテクノロジーを組み込む方法はいくつかあり、モジュール式のアプローチもその一つです。例えば、バッテリー内蔵のバンドと交換することで、Apple Watchの使い勝手を向上できます。 

特許の概要は次のとおりです。「ウェアラブル電子機器などの電子機器はバンドを有する場合がある。バンドは、スタンドアロンデバイスとして、または腕時計ユニットやその他の機器のストラップとして使用される場合がある。電気部品はフレキシブルプリント基板上に実装される場合がある。基板は、バンドを形成するエラストマーポリマー材料またはその他の材料によって封止される場合がある。」 

エラストマーポリマー材料は、電気部品を収容する空洞を形成することができる。発光ダイオードなどの部品は、発光ダイオードが空洞内に配置されるようにフレキシブルプリント基板に実装することができる。空洞内の反射側壁は、発光ダイオードからの光をバンドの薄肉部を通して外側に反射することができる。空洞内の光拡散材料は、光散乱粒子を含む透明ポリマーから形成することができる。