Appleは、iPhoneとApple Watchの防水化を目指し、新たな特許(特許番号10,750,287)を取得しました。この特許は「音響空間からの液体の排出」と名付けられています。
スピーカーシステムまたはイヤホンを介してデバイス内の残留液体を排出します。より具体的には、パルス状のボイスコイルモーターを用いて水を「蹴り出す」という仕組みです。

発明の概要は以下のとおりです。「マイクロフォンやスピーカーモジュールなどの音響モジュールは、振動して音波を生成する音響膜と、膜によって生成された音波が伝播する音響空洞とを備える。液体除去機構は、音響空洞から液体を除去する。このような液体除去機構は、音響膜、加熱素子、疎水性表面および/または親水性表面などを含むことができる。場合によっては、液体除去機構は、音響モジュールおよび/または関連する電子デバイスを外部電源に接続した際に、音響空洞から液体を除去することができる。」
この記事に添付されている画像は、 Enigma RecoveryおよびAirMore のご厚意により提供されたものです。