Appleはかつて、「薄すぎることも、パワフルすぎることもない」というiMacの広告で、（当然ながら）厳しい批判を浴びました。しかし、Moshiの最新ポータブルバッテリー、IonSlim 5Kに関しては、薄さが最優先です。
「超薄型」と謳われ、USB-CポートとUSB-Aポートの両方を備え、幅広い互換性を実現しています。Moshi社によると、市場で最も薄い5Kバッテリーとのことです。実際に確認したわけではありませんが、ポケットにも楽々収まります（厚さ8.5mm、重さ5.04オンス）。
とはいえ、スリムなサイズを実現するためにケーブルは一体型ではなくなっています。ただし、USB-C - USB-Aのリバーシブルケーブルが付属しており、USB-C対応スマートフォンとIonSlim本体の両方を充電できます。
これが難問の一つです。iPhoneユーザーなら、Lightningケーブルが必要です。それさえあれば、iPhone 7 Plus（私のiPhone 7 Plusも）を2時間強でフル充電できます。デバイスを充電できるのは一度に1つのポートだけですが、USB-Cポートでバッテリーパックを充電しながら、USB-Aポートで別のデバイスを充電することも可能です。
陽極酸化アルミニウム製の筐体がクールなIonSlimは、最新のリチウムポリマー技術を採用し、小型ながらも5,150mAhの大容量バッテリーを実現しています。つまり、薄型でありながらパワフルなバッテリーなのです。
Lightning ポートが搭載されていないのが残念です。
Apple World Todayの評価（5つ星中）: ★★★★
