電気自動車(EV)充電ネットワークを提供するChargePointが、Apple CarPlayに対応しました。ChargePointの製品担当シニアバイスプレジデント、ビル・ローウェンタール氏によると、この新たな連携により、EV充電に関する重要なデータが車内に提供され、ドライバーは車載インフォテインメントシステムから直接充電情報に簡単にアクセスできるようになります。

ドライバーは、移動中にiPhoneを取り出すことなく、近くの充電器を検索したり、ステーションのステータスを確認したり、充電を開始したり、ステーションへのナビゲーションなど、様々な操作を行えるようになります。今回の発表に先立ち、Appleユーザー向けにダークモード、Apple Watchとの互換性、そしてiPhoneのToday Viewに追加された新しいChargePointウィジェットなど、いくつかの新機能が追加されました。これらのウィジェットでは、ドライバーは近くのステーションを検索したり、リアルタイムの充電状況を確認したりできます。
iOS 14以上にアップデートされたデバイスをCarPlay搭載車両に接続するだけで、ドライバーは車載ディスプレイから充電情報に簡単にアクセスできるようになると、ローウェンタール氏は述べています。CarPlayエクスペリエンスにChargePointアプリが統合されたことで、ドライバーはChargePointアプリで利用可能な情報に、ダッシュボードのインフォテインメントシステムに統合された形でアクセスできるようになります。
CarPlayを使用すると、ドライバーは近くのステーションの地図を表示したり、ステーションのステータスを確認したり、ステーションリストを選択して詳細情報を確認したり、充電を開始したりできます。さらに、充電器の速度、料金、空き状況、プラグの種類に基づいてステーションを絞り込んだり、最近利用したステーションを検索したり、お気に入りの充電スポットにアクセスしたり、待機リストに登録したりといった操作を車内から直接行うことができます。