アップル、ホームキットの普及促進に向け住宅建設業者と提携

AppleはHomeKitをできるだけ多くの家庭に導入したいと考えています。現在、米国に拠点を置く住宅建設会社と提携し、新築住宅にHomeKit対応のテクノロジーを導入しています。Appleの製品マーケティング担当副社長、グレッグ・ジョズウィアック氏はブルームバーグの取材に対し、「私たちはホームオートメーションを主流にしたいと考えています。まずは、家が建てられる最初の段階から始めるのが最善です」と述べています。 

パートナー企業には、大手住宅建設会社のLennar、KB Home、Brookfieldなどが含まれています。HomeKit対応住宅の販売開始時期についてはまだ発表されていません。 

住宅にオートメーション技術が組み込まれている場合は、後付けの必要がなく、ハードウェア費用を住宅ローンに組み込めるため、住宅所有者にとって購入が容易で費用も抑えられるという考え方です。ホームオートメーションのハードウェアを個別に購入すると高額になることもありますが、月々の住宅ローン返済額を数セント削減できます。これは、HomeKit対応のドアロック、防犯カメラ、サーモスタットなどにそれぞれ数百ドルを費やすよりも、多くの住宅所有者にとってはるかに受け入れやすいものです。