Appleの発明は「デバイス間の通話ルーティングのためのユーザーインターフェース」である

Appleは、「デバイス間で通話をルーティングするためのユーザーインターフェース」に関する特許(特許番号20180234549)を出願しました。これは、様々なAppleデバイスを連携させる「Continuity」の現在の(そして将来の?)技術に関係しており、例えばiPhoneを手に取ることなくMacで電話をかけたり受けたりできるようになります。

Appleは特許出願の中で、通信機能(音声、テキスト、ビデオ通信など)を提供する電子機器には様々なフォームファクター(電話、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコンなど)があると述べています。しかし、「例えば、電話からタブレットへの通話転送は多くの場合不可能である可能性があります」。しかし、Appleはそうではないのでしょうか?

Appleによる発明の概要は以下のとおりです。「第1の電子機器は、通話ルーティングサービスによって第1の電子機器にルーティングされた通話を受信する。通話の受信中に、第1の電子機器は、通話を第2の電子機器にルーティングする要求を受信する。第2の電子機器に通話をルーティングする要求の受信に応答して、第1のルーティング基準が満たされたという判断に基づき、第1の電子機器は、通話を第1の電子機器にルーティングする代わりに、通話を第2の電子機器にルーティングするよう、通話ルーティングサービスに要求を送信する。第2のルーティング基準が満たされたという判断に基づき、第1の電子機器は、通話に関連する通話データを第1の電子機器を介して第2の電子機器にルーティングする。」

もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。