アップルはユニバーサムの「世界で最も魅力的な雇用主」リストで第2位にランクイン

ユニバーサムによる「世界で最も魅力的な雇用主」ランキングによると、就職活動を始める学生は経済的安定とイノベーションを重視していることが明らかになりました。「将来の高い収入」は、就職先を選ぶ際の最優先事項であり(2019年よりも優先順位が高くなっています)、工学・IT系の学生では「イノベーション」(46%が選択)が僅差で続いています。調査対象となったすべての学生にとって、Google、Apple、Microsoftが上位3つの就職先ブランドでした。

「今年は世界中の学生の業界志向に興味深い変化が見られました」と、ユニバーサムのチーフストラテジスト、リチャード・モズレー氏は説明します。「専門サービス、銀行、戦略コンサルティングといったキャリアの評価はいずれも低下しましたが、一方でIT、自動車、さらには製造業の評価は大幅に上昇しました。私たちが目の当たりにしているのは、未来を形作る技術革新とより関連性の高い業界で働きたいという学生の強い願望です。」

雇用主ブランディングを専門とするユニバーサムは、2019年9月から2020年4月までの間に、世界12大経済大国のビジネス、エンジニアリング、ITを専攻する235,273人以上の学生を対象に調査を実施しました。この調査では、将来の就職を考える上で最も影響を与える雇用主の特徴と、最も尊敬する雇用主ブランドについて学生に質問しました。