WWDC 2015: OS X El Capitan の主な機能

Appleは本日、OS X Yosemite 10.10の後継となるOS X El Capitanを発表しました。Appleの次世代デスクトップOSは、全体的なパフォーマンスの向上に加え、OSを駆動する様々なアプリやコアテクノロジーに細かな改良が数多く施されています。

Spotlight検索の改良
まず第一に、AppleはSpotlight検索を改良し、天気、スポーツ、株価、ウェブ動画、交通情報などの新しい情報を追加しました。表示できる情報が増えたため、Appleは検索結果を画面上で移動できるサイズ変更可能なウィンドウ内に表示します。Spotlightはさらに賢くなり、自然言語で項目を検索できるようになりました。また、追加の情報も取得します。

Split View:
OS X El Capitan の重要な追加機能の一つは、フルスクリーンアプリ用の新しい分割画面表示です。この新しい表示では、1つのディスプレイに2つのMacアプリを並べて表示できます。また、ウィンドウ間でコンテンツを簡単に共有できます。操作が終わったら、デスクトップからスワイプ1回で、以前のシングルウィンドウのワークフローに戻ることができます。

Mac用メタル

Appleは、グラフィックコア技術「Metal」をMacに導入します。この技術がOS Xに組み込まれることで、システムレベルのグラフィックレンダリングが50%向上し、効率は40%向上します。