「アップルへ、テイラーより愛をこめて」:スウィフト、Apple Musicのトライアル期間に不満(更新)

レコーディング・アーティストのテイラー・スウィフトは、Apple Musicの3ヶ月無料トライアル期間中、Appleがミュージシャンへの報酬支払いを拒否したことに不満を抱いている。スウィフトは自身のTumblrブログに投稿したAppleへの公開書簡の中で、「これは私の問題ではない」と述べ、ライブ活動を通じてバンド、スタッフ、そしてマネジメントチームを支えるだけの余裕があると主張した。彼女が懸念しているのは、「初めて報酬を得て、そのロイヤリティで借金を返済できると考えている若いソングライター」のことだ。彼女が指摘するように、アーティストは1年の4分の1もの間、報酬を受け取れないことになる。

スウィフト氏はアップルに宛てた手紙の中で、この方針を覆すようアップルに説得力のある主張を展開し、次のように述べている。

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3ヶ月も無給でいるのは長くて、誰かに無償で働くよう求めるのは不公平です。Appleがこれまで成し遂げてきたことすべてに、愛と敬意、そして賞賛を込めてそう言います。早く私もAppleと共に、音楽を作る人々にとって公平なストリーミングモデルへと進化していくことを願っています。このプラットフォームこそが、正しい方向へ導いてくれると信じています。」

しかし、Appleには敬意を表して申し上げます。この方針を変え、このことで深く深刻な影響を受ける音楽業界の人々の考えを変えるのに、まだ遅くはありません。私たちは無料のiPhoneを求めているわけではありません。無償で私たちの音楽を提供するよう求めないでください。

— http://taylorswift.tumblr.com/post/122071902085/to-apple-love-taylor

ニュースに対する私たちの見解

テイラー・スウィフトのコメントに拍手を送りましょう。アーティストにロイヤリティを支払いつつ、消費者に3ヶ月間の無料トライアルを提供できる企業があるとすれば、それはAppleです。Appleがこの若く影響力のあるアーティストの声に耳を傾け、来週中に方針を転換してくれることを期待しましょう。

追記:テイラー、よくやった!昨夜遅く、Appleのエディ・キュー氏が一連のツイートで反論し、Appleは3ヶ月の試用期間中もアーティストに報酬を支払うと発表しました。顧客とミュージシャンの両方を満足させるだけの余裕があるAppleの決断は素晴らしいですね。