ケベック空港、運行管理にApple Watchを活用

ケベック・シティ・ジョン・ルサージ国際空港の当直管理者は、現在、手首で運航に関するアラートを受信して​​います。Skiftのブロガー、マリサ・ガルシア氏によると、同空港は業務の円滑化を図るためにウェアラブルデバイス(今回の場合はApple Watch)を導入した世界初の空港だそうです。

ケベック空港の情報技術担当副社長、マルク・アンドレ・ベダール氏は次のように述べています。 


ウェアラブル技術は当社が関心を持っている分野の一つです。Apple WatchとSITAの空港管理ソリューションを活用することで、当直マネージャーは適切なタイミングで重要な通知を受け取り、必要に応じて対応できるようになります。

例えば、2機の飛行機が同時に到着し、同じゲートに割り当てられた、あるいは特定のゲートで遅延が発生しているといったアラートを受け取ることがあります。以前は、タブレットで定期的に最新情報を確認していました。スマートウォッチでは、バイブレーションで最新情報を知らせてくれるので、手首を見るだけで重要な情報を受け取ることができます。そして、すぐに行動を起こすことができます

— http://skift.com/2015/06/17/quebec-airport-becomes-worlds-first-to-use-apple-watch-to-help-planes-take-off/

SITA Labは、Apple Watchを他のバックエンド製品と連携させるためのシステム統合を行い、空港向けアプリを開発しました。これはApple Watchのユニークなユースケースであり、航空輸送業界向けに開発される多くのカスタムアプリケーションの先駆けとなるでしょう。