Appleは、アリゾナ州の電力会社ソルト・リバー・プロジェクト(SRP)との提携を発表しました。この提携により、Appleの新しいグローバルデータコマンドセンターに電力を供給するための再生可能エネルギー発電所が建設されます。この太陽光発電所は、Appleの施設を支えるSRPの送電網にクリーンな電力を供給し、年間最大1億5,100万キロワット時の電力を生産します。

4年前、Appleは自社のデータセンターの電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを約束しました。グリーンピースは2009年以来、毎年恒例の「Clicking Clean」レポートでITセクターのエネルギーパフォーマンスをベンチマークしており、このレポートは9月末に発表される予定です。
「Appleは、自社のインターネットを100%再生可能エネルギーで稼働させるというコミットメントを果たすため、新たな重要な一歩を踏み出しました。今回の契約は、再生可能エネルギーが環境だけでなくビジネスにも有益であることを改めて示しています」と、グリーンピースのシニアITアナリスト、ゲイリー・クック氏は述べています。「グリーンピースは、今月末に『Clicking Clean』レポートで、再生可能エネルギーで稼働するインターネットの構築競争で誰が勝利するかについての分析を更新する予定です。Appleのような業界リーダーが、顧客のクリーンエネルギーへの要望に応えているのは素晴らしいことです。」
