DigiTimes Researchによると、世界のタブレット出荷台数は第3四半期に前四半期比16.3%増の約4,700万台に達する見込みだが、前年同期と比較すると出荷台数は依然として10%以上減少する見込みだ。

2016年後半には新モデルが発表されないものの、9.7インチiPad Proの堅調な需要により、Appleのタブレット出荷台数は第3四半期で前年同期比でわずかに減少し、950万台になると調査グループは付け加えている。(注:Sellers Research Group(私)は、第2世代の12.7インチiPad Proがホリデーシーズン前に発売されると予想している。)
アップル以外のタブレットベンダーは第3四半期に在庫積み増しの恩恵を受けるものの、ほとんどのブランドは依然として事業見通しについて慎重な姿勢を維持している。中でもサムスン電子は、新製品のエントリーレベルおよびミッドレンジモデルが中国ブランドとの競争激化に直面するため、ピークシーズンには出荷の勢いが鈍化するとDigiTimes Researchは予測している。
