MicrosoftがOffice 2016 for Macのプレビュー版をリリース

Microsoftは、刷新されたリボンやプラットフォーム間の一貫性強化など、Mac向けOffice 2016のプレビュー版をリリースしました。このプレビュー版では、2015年後半に予定されている正式版リリースに先立ち、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、One Noteを実際に試用できます。

このプレビューは、Office 2016 for Macがこのプラットフォーム向けに設計されていることを示しています。Retinaディスプレイに対応し、これまで以上にセキュリティが強化され、一貫性も向上しています。例えば、キーボードショートカットをMac版とWindows版で統一するよう設定できます。これにより、すべてのエンドポイントでコマンドの一貫性が保たれます。

Wordには、Mac版Officeとして初めて、スレッド形式のコメントと新しいスタイルパネルが追加されました。リボンも再設計され、外観とパフォーマンスが向上しました。Excelユーザーは、Mac版とOffice 365版でショートカットキーの一貫性も維持されます。さらに、Mac版Excelでは、ピボットテーブルにスライサーを挿入できるようになりました。これも、Mac版Excelとしては初となる機能です。

PowerPointでは、新しいプレゼンタービューにより、今後のプレゼンテーション内容を簡単に確認でき、聴衆のプレゼンテーションを妨げることなくスライド間を簡単に切り替えることができます。新しい書式設定ウィンドウには、ドッキング可能なウィンドウが搭載されています。

最後に、OutlookとOneNoteのプレビュー版も含まれているので、お客様はこれらもお試しいただけます。プレビュー版は現在ご利用いただけますが、先ほども申し上げた通り、Office 2016 for Macの完全版は今夏中にリリースされる予定です。