特許出願は噂の「Apple Tags」ガジェットを示唆している

Appleアナリストのミンチー・クオ氏は、Appleが本日開催される「By Innovation Only」イベントで、独自の追跡デバイス(おそらく「Apple Tag」と名付けられる)を発表すると予測した。新たな特許出願(特許番号10,410,485)は、これが実際に実現する可能性を示唆している。

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クオ氏の予測によると、Appleの円形タグをiPhone、iPad、Apple TVのリモコン、鍵、財布などに取り付けることで、紛失したアイテムの追跡に役立つ可能性があるとのことだ。このタグは、AppleのOSアップデートでリリースされる新しい「探す」アプリと連携する見込みだ。

本日の特許出願は、AirPods、その他のヘッドフォン、さらにはiPhoneやiPad本体といった電子機器のアクセサリの位置を特定するための装置および方法に関するものです。一例として、アクセサリを電子機器から取り外す際に発生するパラメータを検出する方法があります。電子機器または関連デバイスは、検出されたパラメータを保存し、アクセサリが紛失した場合でもアクセスできるようにします。 

電子機器は、電子機器のユーザからアクセサリの所在確認支援の要求を受信することができる。アクセサリの所在確認支援の要求に応答して、電子機器は、紛失したアクセサリの捜索を支援するために、電子機器のユーザに保存されているパラメータを提供することができる。

Appleは特許出願の中で、アクセサリの発見を支援するため、アクセサリには他のデバイスに信号を送信する電子回路が組み込まれている可能性があると述べています。受信側デバイスは、送信される信号の特性に基づいて、アクセサリが一定範囲内にあるかどうかを判断できる可能性があります。ただし、アクセサリの中には、他のデバイスに信号を送信する機能が制限されているもの、または全く送信できないものもあります。 

例えば、有線ヘッドセット、アダプタケーブル、電源ケーブル、キーボード、ドッキングステーション、スピーカーなどは、信号を送信できない場合があります。さらに、ワイヤレスヘッドホンは信号送信能力が限られている場合があります(例えば、他のデバイスがワイヤレスヘッドホンの限られた送信範囲内にある場合にのみ信号を送信できるなど)。