アップルのティム・クックは「世界で最も価値あるCEO」の一人に

アップルCEOティム・クック氏の報酬1,000万ドルは「決して大した金額ではないが、過去3年間の同社の莫大な平均経済利益と比較すれば、格安だ」とブルームバーグは指摘する。ブルームバーグは「世界で最も価値のあるCEO」リストをまとめている。クック氏はこのリストで11位にランクされている。

「他の企業はCEOにはるかに高い報酬を支払っているものの、それに見合う成果ははるかに少ないようだ」とリストには記されている。「ブルームバーグは、世界有数の大企業のCEO100人の成果報酬比率を調査し、どの企業がCEOから最も高い価値を得ているかを調査した。」

クック氏の昨年の総報酬は1,030万ドル弱で、Appleの平均利益220億ドルを上回った。ブルームバーグのリストでトップに立ったのは、フォッシル・グループのCEO、コスタ・カルツォティス氏で、給与は一切受け取っていない(そのため、彼を破るのはかなり難しい)。その他、トップ10入りし、クック氏を上回るのは、ユビキティ・ネットワークスのロバート・ペラ氏、アルファベットのラリー・ペイジ氏、チャイナ・モバイルのリー・ユエ氏、オラクル・ファイナンシャル・サービスのチャイタニヤ・カマット氏、バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏、ラジェッシュ・エクスポートのプラシャント・ジャスヴァントライ・メータ氏、コパートのジェイ・アデア氏、そしてサイアム・マクロのスーチャダ・イティヤルククル氏だ。