以前にも書きましたが、ノッチ付きの時計バンドは、私の骨ばった手首にはきつく締めすぎたり、ぶらぶらしすぎたりしてしまいます。ノッチのないAppleスポーツループの方が好みですが、UAGの新しいApple Watch用NATOストラップも私にはよく合っています。
49.95ドルのこのバンドは、高強度ナイロンとステンレススチールの金具で作られています。カスタムメイドのステンレススチール製ラグとバックルは見た目も良く、着け心地も快適です。NATOストラップの二重構造の高強度ナイロンは、市販されているストラップの中でも屈指の強度を誇ります。NATOストラップはAppleスマートウォッチの全モデルに対応しています。グレーと「オリーブドラブ」の2色展開です。私はグレーが好みで、オリーブドラブは…まあ、地味すぎると感じています。

興味深いことに、iPhone用のNATOストラップは、他に類を見ない「NATOストラップ」です。Gear Patrolによると、「NATOストラップ」という用語はNATO Stocking Number(NSN)の略称として使われ始めたもので、それ以外は同名のストラップとはほとんど関係がありません。「NATO」ストラップのより適切な名称は「G10」です。
1973年、「ストラップ・リストウォッチ」は英国国防省規格(DefStan)66-15に初めて採用されました。兵士がこれを入手するには、G1098(略してG10)と呼ばれる用紙に記入する必要がありました。
「DefStanのストラップの名前は全く特徴のないものでしたが、その仕様は明確で具体的でした。国防省(MoD)発行のG10ストラップはナイロン製で、幅20mmの『アドミラルティグレー』のみで、クロームメッキの真鍮製バックルとキーパーが付いていました」とGear Patrolは付け加えています。「もう一つの重要な特徴は、バックルに取り付けられた短いナイロンストラップです。このストラップは軍用なので、機能的で安全である必要がありました…時計の裏側にストラップを通すというおまけ機能のおかげで、バネ棒が切れたり飛び出したりしても、もう一方のバネ棒でケースがしっかりと固定されます。」
さて、UAGの製品に戻りましょう。アウトドア派やスポーツ愛好家で、Appleのスポーツループが気に入らない方は、Appleスマートウォッチ専用に作られたNATOストラップをチェックしてみてください。