Apple Watchは、手首を上げて「起動」するなど、物理的な動きで操作することは既に可能です。新たな特許出願（特許番号20190018506）によると、Appleはこれをさらに進化させる方法を模索しているようです。
この技術は、スマートウォッチがユーザーの手の位置や電子機器の向きに応じて操作を実行するというものです。特許出願において、Appleは、ユーザーが装着するように構成されたデバイスによって、テキストメッセージ、メール、ボイスメール、カレンダーの通知など、さまざまな種類のアラートの確認と対応が可能になると指摘しています。同社は、小型の電子機器をアラートの確認と対応に効率的に使用できるユーザーインターフェースが望ましいと述べています。
Apple のアイデアは、ユーザーが手首を傾けたり、腕を回したりする動きに基づいて、Apple Watch がユーザーが事前に設定したアクションを実行できるようにすることです。一例として、携帯電話対応の Apple Watch で着信に応答する場合、手首を上げて少し傾けるだけで応答できます。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
