インドの「プレミアム」スマートフォン市場でサムスンがアップルを追い抜く

インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)のアジア太平洋四半期モバイルフォン・トラッカーによると、インドのスマートフォン市場は2019年第1四半期に総出荷台数3,210万台を記録し、前年比7.1%の健全な成長を維持し、好調なスタートを切った。 

しかし、サムスンは、大規模なマーケティングキャンペーンに支えられた新発売のフラッグシップシリーズGalaxy S10の好調により、プレミアム(500ドル以上)セグメントでAppleを上回り、四半期シェア36.0%を獲得して首位に立った。IDCによると、OnePlusはOnePlus 6Tが2019年第1四半期のインドにおける500ドル以上のスマートフォンセグメントで最も売れたモデルとなり、これに続いた。

調査会社IDCによると、携帯電話出荷台数の半分を依然として占めるフィーチャーフォン市場の出荷台数は、第3四半期に3,230万台となり、前年同期比42.4%の大幅減少となった。4G対応フィーチャーフォンは、前四半期の流通在庫の影響で前年同期比50%以上減少し、急激な落ち込みを見せたとIDCは付け加えている。