アナリスト:iPhone Xの出荷時間の改善は需要不足ではなく、生産の改善によるもの

AppleInsiderが指摘したように、KGIのアナリストであるミンチー・クオ氏は顧客向けのメモの 中で、iPhone Xの配送時間の改善(現在は1~2週間に短縮)は、需要の減速ではなく、サプライチェーンの強化と部品の入手性の向上によるものだと述べている。

クオ氏は、Appleの生産上の問題はほぼ克服されたと述べている。テクノロジー大手のAppleは、LCP LTEアンテナの受注をCareer社(第二の生産者)に多様化し、TrueDepth社のドットプロジェクター(「Romeo」モジュール)の生産量も増加した。Appleの製造元であるFoxconnは現在、iPhone Xを1日あたり45万台から55万台生産しており、発売前の数週間は5万台から15万台だったとクオ氏は述べている。同アナリストは、第4四半期の出荷台数は以前の予測より10%から20%増加する可能性があると見ている。